自宅でできる簡単マッサージ

自宅で簡単にできる血流を良くするためのマッサージを紹介します。血流を良くすることは美容の面でも健康の面でもとても重要になってきます。

側頭筋とは?

側頭筋の疲れが肩コリ・疲れ目の原因に

肩こり疲れ目のある人は、側頭筋という耳の上に扇状に広がっている筋肉が疲れています。側頭筋は噛むという動作に関わる筋肉であり、また、目の周囲の筋肉にいく血管も通るので肩こり・疲れ目・美容のためにケアしてあげると身体も喜びます。また、全身の血流をよくすることも肩こり・疲れ目・美容のために大切です。

側頭筋をほぐす

こめかみくらいから耳の上までを優しく、しっかりとほぐします。

耳より少し上の少し前・すぐ上・少し後ろ三カ所を指の腹でくるくると優しくしっかりマッサージ。強すぎず、心地よい強さでほぐします。

ポイント

両手で行っても悪くありませんが、マッサージをする側の手の力を受けるように、反対の手を支え手のように使う方が、首が疲れません。

マッサージは優しい力で、しっかり行うのがベストです。他の場所をマッサージする時も支え手を使ったり、床面を上手に使ったり出来ると、マッサージされる人が疲れません。

側頭筋を引き上げる

両手で耳より少し上の所を挟みぐぐっと上方に6秒くらい引き上げます。

両手を側頭筋に当て、そのままゆっくりと上の方向にぐーっと押します。力を入れ過ぎず、気持ちいい程度の力で、6秒くらい引き上げましょう。

ポイント

この部分が凝り固まっていると加齢現象のたるみに拍車をかけます。顔自体のたるみを引き上げなくても左図のようにちょこっと側頭筋を引き上げると若返ることでもわかります。

全身を伸ばす

姿勢が悪い人は、脇が縮んでいます。姿勢が悪い人は、前に丸まっているだけではなく、左右も前にも丸まっています。

壁を背中にして、真横に身体を倒します。赤丸部分、身体の側面をしっかり伸ばす事がポイントです。

壁を背中にして肩・背中・腰・お尻は壁につけたまま伸ばします。両方の手のひらを正面に向けます。写真ほどは曲げなくても大丈夫なので無理のない範囲内で伸ばしましょう。

写真のように足裏を引き上げ、脚の背面を伸ばします。

写真のように片手を床に着け、反対側の足の裏を反対側の手で引き上げます。足裏を引き上げている側の脚の背面を伸ばします。

左のストレッチを横からみたところです。

脚の背面を伸ばしつつ、肩・背中・腰・お尻を伸ばします。無理をせずに伸びる範囲内で全身を伸ばしましょう。足裏に手が届かない人は、前屈して足先を上げるだけでもいいです。

無理をして伸ばさないようにしましょう

ストレッチというものの全てに言えることですが、身体を曲げられれば曲げられるほど素晴らしいわけではありません。ストレッチのポイントとして案内されていることを守りしっかり伸ばせていることが大切です。(ここでいう伸ばせているとは、距離でなく伸びている事をしっかり感じられることが大切です。)

例えば、左のストレッチでは、「壁に肩・背中・腰・お尻をつけたまま横に倒す。」「手のひらを前に向ける。」ということがポイントになります。守るべきポイントをしっかり守り、無理して伸ばすのではなく、心地良く伸びているなーと感じられる程度に伸ばしましょう。